折々…。

ちょうど一年前に、母の写真と祖母の俳句をたどる為にブログを始めた。
昨年一番最初に祖母の「紫陽花の今日持つ色を信じけり」という句を添えて載せた母の写真を玄関に飾り、その隣に今は何の手入れもしていないのに毎年咲いてくれる紫陽花を祖母が焼いた花瓶に活けた。他にも水仙から鈴蘭、つつじ、小さなバラが小さな庭に次々と咲いていく。父が毎年毛虫の退治をしていた椿の木は切ってしまったし、最近の悩みはいつの間にか殆どを占領して白い花を一面に咲かせているどくだみなのだが、秋には隣の家の垣根から見えるはぜの木の紅葉を見るのが密かな楽しみだったりする。
最近は日々に追われて文章を書くこともままならないが、今後は折を見て思うところを書いていければと思っている。
Mother's Day

触れて見し バラに残りし 陽の匂ひ

晩年が 鏡に写り バラ写り

皐月

卯月

「おしまいの断片」

この人生における望みは果たしたと?
果たしたとも。
それで、君はいったい何を望んだのだろう?
それは、自らを愛されるものと呼ぶこと、自らをこの世界にあって
愛されるものと感じること。
レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳
弥生


