2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

長月

九月の言葉 堀口大學 九月、明るい夏のをはり。九月、しとやかな秋のはじめ。 九月、楽しい休暇のはて。九月、新しい学期のはじめ。 九月、季節の移り変り。九月、移り変りの季節。 九月、閉された別荘の窓。九月、色褪せた海水着(みづぎ)の縞の目。 九月、…

炎暑

モネ展を 見て炎天の 町に立つ

伯母へ…。

新盆の 闇よりおろす 盆提灯

夾竹桃?

終戦や その夾竹桃の 今日も照る

今から始まる

満面の 笑ってしまふ 汗みづく 「今から始まる」 作者不明 今から始まるのだ 今さっきから始まっているのだ それは日常観のひとつです 昨日のことを思い悔やまず 昨日のことを誇りあなどらず 昨日のことをさげすまず すべてはふたたび 今から始まっているの…

生きる

ひとり来て 墓洗う背の 蝉しぐれ 「生きる」 谷川俊太郎 生きているということ いま生きているということ それはのどがかわくということ 木もれ日がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみをすること あなたと手をつなぐこと …

虫歯?

追分の 歯痛地蔵の 曼殊沙華 「むしばの詩」 むしばのむしにも歯があって その歯もむしばになるのかな むしばのむしば むしばのなーれ えーんと歯医者て泣いてゆけ 作者不明(相田みつをっぽいですが…) 歯医者さんに飾ってあった詩です。

葉月

日曜の 冷房図書館 開くを待つ